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帰化に必要なブラジルの出生証明書
ブラジル人が日本に帰化しようとする場合、ブラジル本国の書類が必要となります。
必要となるのは出生証明書、婚姻証明書、離婚証明書などです。
本ページではブラジルの出生証明書について解説します。
以下はブラジルの出生証明書の1つで、詳細な記載のあるもの。
ブラジルの出生証明書は日本の登記の謄本、抄本のように、簡易的なものと全部事項のような詳細なものがあります。
また、どこの役場で出生証明書を取得するかでも書面の体裁は変わってくるかと思います。
ブラジルの出生証明書
個人情報の記載に係る部分は切り取ってあるのでわかりづらいところも多いかと思いますが、簡単に説明します。
書面の表題に「ブラジル連邦共和国」、そして「certidão de nascimento」とあることから、ブラジルの「出生証明書」ということがわかります。
NOME:次に名前(氏名)。ここを見れば誰の出生証明書なのかが確認できます。
MATRICULA:ナンバー(登録番号)です。ブラジルの証明書類にはmatriculaの記載があります。
さらに、隠してありますが登録簿の番号もあります。
「DATA DE NASCIMENTO POR EXTENSO」以降は生年月日になります。
HORA DO NASCIMENTOにて出生の時間まで記載されています。
NATURALIDADE:本籍地
MUNICIPIO DE REGISTRO E UF:登録場所
LOCAL, MUNICIPIO DE NASCIMENTO E UF:出生場所
SEXO:性別
Filiação:父親の氏名、母親の氏名
avôs:祖父母の氏名
その後は双子かそうでないかといった出産の種類や登録年月日、出産証明書の番号、そして備考が記載されます。
最後にこの出生証明書を発行した役場の場所や名称、行政官(代理)の氏名や日付、署名といった形になります。