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帰化申請後の家庭訪問、職場訪問について
帰化申請が受理された後、場合により帰化申請者の自宅や会社に、法務局の担当者が家庭訪問や、職場訪問を行うことがあります。
家庭訪問が行われる場合は、面接と同時期であることが多いです。
午前中面接、午後家庭訪問ということもあります。
帰化申請後の家庭訪問について
帰化申請後の家庭訪問は、必ず行われるというものではありません。
家庭訪問がある場合もあるとしか言えませんが、結構な確率であるのが独身者の場合です。
特に、若い女性が1人で暮らしていると家庭訪問があることが多いようです。
逆に、家族で一緒に暮らしている場合は、家庭訪問が行われることはあまりありません。
なぜ法務局の担当者が帰化申請者の自宅にまで来るのかというと、帰化申請者がそこで本当に暮らしているのかの確認がしたいからです。
家族で一緒に暮らしているという場合には、そこでみんなで暮らしているのだろうということで、自宅まで確認に来ることはあまりないということです。
家を買ってそこに住んでいるという場合も同様です。
家という高い買い物をしているのだから、そこに住んでいるだろうということで、家庭訪問まで行うことは少なくなります。
帰化申請後の職場訪問について
家庭訪問だけでなく、職場訪問がある場合もあります。
こちらも家庭訪問同様、必ずあるわけではありません。
ただ、就労ビザの方は、法務局の担当者が会社に確認に来ることが多いようです。
日本人の配偶者や永住者といった身分系のビザではなく、就労系、労働系のビザの人ですね。
なぜ職場訪問をするのかというと、これも家庭訪問と同じですが、帰化申請者の在籍確認や、仕事の実態について知りたいからです。
会社員の方であれば本当にその会社で働いているのか、個人事業主や会社経営者の方であれば、本当に事業の実態があるのか確認したいということです。
ほとんどの場合、会社まで担当者が訪問するということはありません。
実際には会社の上司に電話で確認したり、会社経営者の方であれば取引先に電話で確認したりといった形で確認をすることが多いです。
まれに家庭訪問や職場訪問を嫌がられる方もいらっしゃいますが、帰化申請をする上で嘘をつくことは厳禁ですし、特にやましいことがなければ問題なく応じることができるのではないかと思います。
特別永住者の家庭訪問、職場訪問について
特別永住者の方の場合、勤務先や取引先に国籍を伏せている方も多いかと思いますが、特別永住者の帰化の場合は、家庭訪問や職場訪問までは原則行われていません。