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帰化申請にかかる期間はどれくらい?
帰化申請にかかる期間
帰化にはどれくらいの時間がかかりますか?
これも帰化申請によくある質問の1つです。
本ページでは、行政書士に依頼しないと仮定した場合の帰化申請の流れにあわせて、帰化にかかる期間を説明します。
帰化の申請をしてから許可の連絡が来るまでは、10か月~1年程度を考えておけばいいかと思いますが、申請までも長い時間がかかるのが帰化の特徴なので、申請までの期間も含めて説明いたします。
①法務局への相談
まずは法務局へ相談に行きます。
多くの法務局では、帰化の相談は予約制になっていますので、予約の上相談に行きます。
法務局の相談予約は、すぐ取れる法務局もあれば、なかなか取れない法務局もあります。
これはもう法務局次第です。相談日が上手く定まらなければ、それだけ時間がかかることになります。
法務局では帰化申請に何が必要なのか、必要書類を教えてもらえます。
ただ、帰化に関する必要書類は膨大な量になるため、1度の相談ではすべての必要書類は教えてもらえないことも多いです。
②必要書類の収集
法務局から指示のあった必要書類を収集します。
収集にかかる時間は、人によってかけられる時間が異なるので一概には言えませんが、余裕を持って1~2か月は見ていたほうがいいかと思います。
手元に届くまで時間のかかる書類があるためです。
また、法務局や帰化申請者の状況にもよりますが、①~②が複数回あることが多いです。
①~②が複数回ある場合は、それだけ時間もかかると思ってください。
ここでは1ヶ月とします。
③帰化許可申請書類一式の作成
②の必要書類の収集と同時進行でも構いませんが、必要書類を収集し終えたら次は帰化申請書類を作成します。
法務局の担当官の前で作成する宣誓書も含めると、作成しなければならない帰化許可申請書類一式は全部で13種になります。場合により枚数はもう少し増えます。
申請書類はそれぞれ書き方があり、間違えると受け付けてもらえない上、修正液等を使っての修正も不可ですので書き方に気をつけてください。
④法務局にて帰化申請
申請前に事前チェックが必要な法務局もあります。
その場合は④法務局にて申請書類の事前チェックとなります。
⑤法務局にて面接
帰化申請が無事受け付けてもらえたら、1~2か月後、法務局の担当官より直接連絡があり、法務局にて面接をすることになります。
⑥審査
長い審査がなされます。
平均して10か月程度の審査期間となりますが、長い場合には1年を超えます。
ここでは、平均的な期間の10か月とします。
⑦許可の連絡
長い審査の後、法務局から直接許可の連絡が来ます。
帰化申請にかかる期間まとめ
いかがでしたでしょうか。
帰化の書類集めや申請書類作成で1か月。
申請から面接までの期間で2か月。
許可の連絡が来るまで10か月。
合計すると13か月になります。
法務局での相談や必要書類の収集、帰化許可申請書類の作成がスムーズにいき、審査が比較的早く終わったとしても、1年を超える期間がかかることになります。
面接や審査にかかる期間は動かせませんが、必要書類の収集や申請書類の作成については、行政書士などの専門家に依頼することによって短い期間での申請も可能になります。
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